kuri8iveにいきてこ。

仮面ライダーになりたい。

Microsoft Build 2018 へ参加した気分に3%浸ろう

唐突ですがブログを始めました。
続かないかもしれませんが、その時はその時で。
まぁぼちぼちやっていきたいと思います。



さて今回は2018年5月に開催されたMicrosoft Buildに参加したあれこれを記します。 (1日目全日、2日目夕方まで、3日目パーティーのみに参加)
イベントの雰囲気だけ伝えることを目標にしています。
発表の解説記事はすでにたくさんあるので、技術的な話はしません。(できない
開催からもう2ヶ月も経ってることは気にせずにいきましょう。


そもそもBuildって何かと言うと、これです。

www.microsoft.com

一言で言うと、Microsoftによる年に一度の開発者向けイベントです。
多くの開発者がシアトルに集結します。 GoogleGoogle I/Oと同じ感じですね。


会場はワシントン州コンベンションセンター

きれい
ビッグサイトほどではないですが、アメリカ北西部最大のイベント会場だそうです。気合入ってますね。
シアトル中心部なのでアクセスも抜群。


CEOまで30mくらい

ではイベント本体に話を進めましょう。
基調講演のスタートは、もちろんこの人、サティア・ナデラCEOです。
ナデラCEOの辣腕により最近のMicrosoftは絶好調ですね。


他社との協働が発表されたりもする

思い返してみれば、初日の基調講演ではWindowsに関する言及が全然ありませんでした。
もしかしたら全くなかったかもしれない。
逆に一番言及されていたのはAzure。
今のMicrosoftにおいて最重要と言えるほどのサービスであり、 ナデラCEOに代わってから最も注力されているサービスなので当然かもしれません。

www.itmedia.co.jp

実際に、売り上げも大きく伸びてきているようですしね。

それから、やはりAI関連の話題は多かったです。
基調講演での大きな発表は、Project Brainwave。

FPGAで勝負

この翌日だったかにGoogleが第三世代TPUを発表していて、 この領域における競争の激しさを感じさせます。


偉い人と偉い人

Cortana(Microsoft)とAlexa(Amazon)の偉い人たちがデモを披露するのも、Buildならでは。


すごい(小並感)

それから新しいアナウンスだけではなくてこんな情報も。
Fortune 500企業のうち90%以上がMicrosoftクラウドサービスを利用しているとのこと。
素人には結構すごいことのように思えますが、どうなんでしょう。
他には、NBAスターバックスの技術部門の方が 実際にどうやって運用しているか紹介していたりしました。


大盛況

ホールの方は、Visual StudioやEdgeといった製品、.NETやC++といった技術ごとに多数ブースが設置され、 各ブースでMS社員さんが応対するといった形。
常に誰かがMS社員さんと議論をしていて、Buildの熱量の高さを感じさせられました。


飲みつつ

夕方にはお酒も出始め、さながらバーのような雰囲気も醸し出しながらわいわい進行。


Windowsの偉い人

2日目の基調講演はWindowsの偉い人により進行。
テーマとしてはFluent Design、.NET Core 3.0、Microsoft Graphなどなど。


一番笑いが起きたのは、メモ帳のLinux改行サポートでした笑


量子コンピューティングをやっていく💪

私が聴講したセッションについてひとつまみ。
現在非常に注目を集めている量子コンピューティングに関するセッションでは、 これまでのものと何がどう違うのか、どのような活用が期待されているのか、今どのような取り組みを行っているか、 について分かりやすく解説されていました。
今後のさらなる動きに注目したいところ。
(余談ですが、スピーカーの片方は物理のPh.D持ちでやはりなぁってなりました。)

セッションについては、こちらから全セッション視聴できるようですので興味ある方は是非。


うん。

会場では食事が出ますが、うん、味を求めるなら出かけましょう…笑


パーティーも大盛況

アフターパーティーは美術館にて。
イベント中と変わらない盛り上がり度合いでした、みなさんどんなこと話してたんだろ。




以上、Microsoft Build 2018 へ参加した気分に3%くらい浸ってもらおうとした記事でした。
金銭的に日本から参加するハードルはかなりありますが、 最新動向を知ることができるだけでなくMicrosoftの社員さんと直接議論できる貴重な機会でもあるので、 それを求めていくのはありだと思います。

一大イベントの後の静けさ