2018年8月、ヤフー株式会社のエンジニアインターンに参加してきました。
ウェブサービス&プラットフォーム開発コースです。(2週間)
配属はヤフオク!の部署となり、フロントエンドの開発をしていました。
なぜヤフーへ?
プログラム内容にあった、
ブレスト、設計、実装、テスト、リリースなどの実業務を期間内でおこなったり、複数人の社員や他の参加者とのチーム開発を経験したりすることができます。
というのを体験してみたかったため。
そもそも、私は授業や実験+α程度の開発しかしたことがなく、 正直エンジニアというにはひよっこすぎる程度の経験しか持ち合わせていませんでした。
故に、プログラムの内容通り、開発に関連する業務を一通りこなす経験が得られるのであれば、 自身にとっては重要なステップになるだろうと考え応募してみました。
また、ヤフーであったというのも大事でした。
ヤフーには非常に多くのユーザーを抱えるサービスがいくつもあります。
そういったサービスの開発や運用をしている環境に飛び込んで、
多くの人々の課題を解決しているサービスにおける考え方や規模感といったものを実感として得られるのではないかという期待がありました。
何をしてたの?
ざっくりいうと、
といった感じです。
私はヤフオク!の経験がそれなりにあったため、サービス自体はすでに十分理解していてすんなり入れました。
運用システムについては、20年近く続いている大規模サービスであることを心底実感しました。でっかい。 そして安定運用のための様々な工夫も。 例えばオークション終了が正しく行われなくて無限に続いたら大変なことになってしまいますしね。
歴史があるとはいえそこはIT業界を牽引する会社、開発環境はモダン。 そしてもちろんインターンでも社員さんと同じ環境で開発を進めました。
課題は社員さんから降ってきたものではなく、 企画する際に実際に使っている手法を用いてインターン生で発見・整理し、 実装難易度や重要性を考慮して決定。 ヤフーの掲げるミッション「課題解決エンジン」やバリュー「発見・提案・改善」が インターンの内容にもちゃんと落とし込まれてるなぁとぼんやり思いました。
ヤフーどうだった?
一言で言うと、よかったです。楽しかった!
特によかった点を3つ挙げます。
実際のヤフーの開発を体感できた
これは、「なぜヤフーへ?」で書いたことが目論見通り満たされたということを意味します。 明日から社員として投入されてもきっと大丈夫(?)
1on1
これはインターン参加前には予期していなかった収穫です。
みなさんは1on1という制度をご存知ですか?
ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
- 作者: 本間浩輔
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
発表して終わりじゃない
最終日の成果発表には業務中にも関わらず数十名もの社員さんがお越しになり、 発表についてのフィードバックや今後のアドバイスを頂けました。 この記事を書きながらチラ見してますが、 サービスに携わっている方から
- 「解決できていないことがたくさんあるなと学びが多かった。」
- 「短い期間に課題発見から実装、ユーザーインタビューまでしていて感心しました。」
- 「今すぐ採用したいと思えるほど、ヤフオク!の課題をしっかり捉えている。」
なんて褒めていただけているのがすっっっごく自信になるので、 インターンを実施する企業のみなさまは是非やりましょう。是非。
どんな人にはオススメ?どんな人には微妙?
こんな人にはオススメです。
- 大規模サービスの裏側や実際に動いているコードを見てみたい
- ヤフーの社風やどのように開発しているのか知りたい
- 企画から実装まで一連の流れを経験したい
こんな人には微妙かもです。
- インターン中ずっとコードだけ書いてコーディング力をあげまくりたい
- ユーザー云々ではなく技術的に高度なチャレンジをしたい
- 期間中に何個も機能を開発したい
おわりに
楽しく充実した2週間でした。
実は昨夏も応募してみようかと思っていたのですが、
エントリーシートの項目埋められるような実績全然ないじゃん…と日和ってやめてました。
落ちてもなんか失うわけじゃないし出すだけ出してみるかって応募してみてよかったです。
おまけ
社食がとってもいい感じ。
朝食に至っては言葉が出ません。
え?このホテルビュッフェ的朝食、無料なの???ハイパー健康になっちゃうよ???
そしてこんなお店も。
食事だけで入社決める人いてもおかしくない。