本記事では私がプレゼンを作成する際によく見返しているサイト/書籍をご紹介します。
伝わるデザイン
プレゼンする者みなの教典ともいうべきサイトだと思っているのがこちら。書体やフォント、レイアウトや配色、さらにはバリアフリー対応まで幅広いトピックについて書かれています。どれも悪い例と良い例が並べてあり一目で理解できますね。
「どうやったら伝わるか」のデザイン面での悩みは多くがこのサイトによって解決できるのではないでしょうか。どのトピックからも得られるものが多いはずです。
エンジニアのためのスライドデザイン実践講座
タイトル通り、非常に実践的な講座です。本当は素晴らしいのに伝え方がイケてなくて残念になってしまっているスライドを、どうしてそう変えるのかという理由付きで改善していくというスタイルなので、効果を実感しながら学ぶことができます。
資料作りの際も同じような視点を持てるとより改善ポイントに気付きやすくなりそうです。自分の作っているものを一度他人になったつもりで見てみる、というのはプレゼン資料作り以外にも生きるかもしれませんね。
プレゼンは「目線」で決まる
プレゼンは「目線」で決まる―――No.1プレゼン講師の 人を動かす全77メソッド
- 作者: 西脇資哲
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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初めて大人数相手にプレゼンすることになった時、なんとなく手に取ったのが本書です。著者は日本マイクロソフト執行役員の西脇さん。全国各地で数多くの講演をこなす中で磨かれてきたプレゼン術の極意がコンパクトにまとまった良著だと思います。
マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲に聞く IoT 時代における新たなビジネスの姿とは? - Microsoft for business
こちらは上述の2つとは異なり、スライドデザインだけではなく話の構成や伝え方についてもすぐ活用できる知恵が多く散りばめられています。この本から自分のプレゼンのTPOにあう知恵を取り込んでブラッシュアップしていった結果、
こういった反応をたくさん頂くことができて、本当に自信になりました。(ありがたい…)
おわりに
「伝わる」プレゼン資料をもとに本当に「伝わる」プレゼンをするためにはやはり発表練習は欠かせないと思っています。1人でやるだけでもうまく説明できない点が見つかることは多々ありますし、聞いてもらうと自分では気づけなかった情報の過不足等が指摘されることはしばしば。もちろん発表の中身あってのプレゼンではありますが、「伝わる」プレゼン力を身につけていきたいですね。